Lip Sync

リップ・シンクの効果とその方法

リップ・シンクの効果

  • オーバーラッピングの準備(代替)トレーニング。声を出せない状況でも練習可。

  • 音源を聞きながら、意味と文の構造 (文法・構文) を意識して目でスクリプトを追うことで処理速度が上がり、英語の語順の脳回路の強化につながる。

  • 日本語にはない口の動かし方を意識しながら口パクすることで、文字と発音方法をつなげ、ナチュラルなスピードの中での、適切な発音方法の体得を促す。

リップ・シンクの方法

  1. 自分のレベルにあった音源付きの長めの英文を用意。

  2. 意味と文の構造 (文法・構文) を意識して、音源を聴きながらスクリプトを目で追い、同時に音源に合わせて口パクする。

  3. わからない単語や文法・構文がある場合は、辞書等で調べて完璧に理解してから、再度行う。

  4. 意味を理解しながらできるようになったら、発音・音声変化・イントネーテョン・強弱を意識して、スムーズについていけるまで繰り返す。口の動かし方があいまいな音がある場合は、発音記号等を調べて練習すること。

リップ・シンク用サンプル英文

スティーブ・ジョブズ:スタンフォード大学卒業式スピーチから(上級者向け)

SAMPLE-1

My second story is about love and loss. I was lucky. I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was 20. We worked hard, and in 10 years Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4000 employees. We had just released our finest creation the Macintosh a year earlier, and I had just turned 30. And then I got fired.

loss /lɔ́(ː)s/ (名) 失ったもの

what I loved to do: “what” は先行詞を含む関係代名詞で「私がやりたいこと」の位。主節の動詞 “found” と時制を合わせて過去形になっている。

early in life: 人生の早い時期に

Woz /lɔ́(ː)s/: Steve Wozniak (アップルの共同設立者。Apple I、IIをほぼ独力で開発した)

garage /gərɑ́ː(d)ʒ/ (名) ガレージ、車庫

billion /bíljən/ (名) 10億

in 10 years Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4000 employees: Apple設立から10年経った時 (このスピーチ時より過去) に、 “2 billion company” に成長したので、 “had grown” と過去完了になっている。 “grow from A into B” で「AからBへ成長する」の意。 “with” は「~と共に」から「〜を雇う」の意。ここでは「ガレージでの我々たった2人から、従業員4,000人以上の20億ドルの会社へ成長した」の意。

release /rilíːs/ (動) 発売する

creation /kriéiʃən/ (名) 作品

earlier /ə́ːrliər / (副) (時間的に) 前に

We had just released our finest creation the Macintosh a year earlier: “2 billion company” に成長した過去のある時点より更に “a year earlier” (1年前) に “release” したので過去完了。過去のある時点から1年前なので “earlier” (現在から1年前であれば “before”)。 “our finest creation” と “the Macintosh” は同格。

turn /tə́ːrn/ (動) 「〜へと方向を変える」から「~才になる」の意。

and I had just turned 30: “the Macintosh” を “release” してからすぐ (2 billion company に成長する前に) 30歳になったので、ここも過去完了。

fire /fáiər/ (動) 解雇する ⇨ get fired: “be fired” と同じ意味を表す受動態。「解雇される」の意。

And then I got fired: “2 billion company” に成長した後に “fired” されたので、ここは過去形。

SAMPLE-2

How can you get fired from a company you started? Well, as Apple grew we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so things went well. But then our visions of the future began to diverge and eventually we had a falling out. When we did, our Board of Directors sided with him. So at 30 I was out. And very publicly out. What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.

a company you started: “company” の後に関係代名詞 “that” もしくは “which” が省略されている。「あなたが始めた会社」の意。

as Apple grew: ここでの “as” は、接続詞で 「~なので」の意。全体では「アップルが成長したので」の意。

someone /sʌ́mwʌ̀n/ (名) ある人

talented /tǽləntid/ (形) 才能のある ⇨ talent /tǽlənt/ (名) 才能

someone who (I thought) was very talented to 〜: “I thought” は挿入語。カッコに入れるとわかりやすい。「〜する事にとても才能がある (と私が思った) ある人」の意。

run /rʌ́n/ (動) 経営する

or so: ~かそこら

thing /θíŋ/ (名) (複数形で) 物事

go well: うまくいく

vision /víʒən/ (名) 見通し、構想

diverge /dəvə́ːrdʒ/ (動) 枝分かれする

eventually /ivén(t)ʃuəli/ (副) 最終的に

falling-out (名) 仲たがい ⇨ fall out (群動) 口論する

When we did: “did” = “fell out”

board of directors: (アップルの) 取締役会

side with 〜: (群動) ~の側に付く ⇨ side /sáid/ (動) (“with” がなくても) ~の側につく

out /áut/ (形) ここでは「はずされて」の意。 ⇨ be out:外される

publicly /pʌ́blikli/ (副) 公然と ⇨ public /pʌ́blik/ (形) 皆に知られている

focus /fóukəs/ (名) 中心

entire /entáiər/ (形) 全部の

adult /ədʌ́lt/ (形) 大人の

What had been the focus of my entire adult life: ここまでが主語。 “what” は先行詞を含む関係代名詞で「〜のこと (もの)」の意。次に来る動詞 (was) が過去形で、その更に前に起こったことなので過去完了の形になっている。全体では「成人してからの全ての我が人生の中心だったこと」の意。

gone /gɔ́(ː)n/ (形) 「行ってしまった」から「消失した」の意。

devastating /dévəstèitiŋ/ (形) 衝撃的な

  1. 音源を聴きながらスクリプトを目で追い、口パクしてみよう。

  2. わからない単語・文法・構文・発音方法は確認しよう。

  3. 意味・文法・構文・発音を意識して、スピードについていけるまで何度も繰り返しやってみよう。

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