Look-up & Say

ルックアップ & セイの効果とその方法

ルックアップ & セイの効果

  • 短期記憶 (リテンション) の強化に有効なトレーニング。

  • センテンスを見て理解し、直ぐに顔を上げて声に出さなければならないため、日本語に変換するひまがなく、英語を英語のまま、英語の語順で理解する能力が向上する。

  • 全文を記憶することが難しい長めのセンテンスを使用すると、頭の中で文章を再度組み立てる必要が出てくるので、文法力とスピーキング力の強化にもつながる。

ルックアップ & セイの方法

  1. 自分のレベルにあった音源付きの英文を用意。

  2. 英文をワンセンテンス読み (黙読)、文の構造を意識しながら意味を理解したあと、顔を上げて (lookup)、意味と文の構造を意識しながら1文を声に出して再生する。

  3. 慣れてきたら、発音・音声変化・イントネーテョン・強弱を意識して行うこと。

  4. 発音が曖昧な部分は音源、意味がわからないところは辞書とうで確認してから再度繰り返し行うこと。

ルックアップ&セイ用サンプル英文

スティーブ・ジョブズ:スタンフォード大学卒業式スピーチから(上級者向け)

SAMPLE-1

About a year ago I was diagnosed with cancer.

diagnose /dáiəgnòuz/ (動) 診断する ⇨ be diagnosed with 〜: 〜と診断される

cancer /kǽnsər/ (名) がん

SAMPLE-2

I had a scan at 7:30 in the morning, and it clearly showed a tumor on my pancreas.

scan /skǽn/ (名) 人体のスキャン

tumor /tjúːmər/ (名) 腫瘍

pancreas /pǽŋkriəs/ (名) 膵臓 (すいぞう)

SAMPLE-3

I didn’t even know what a pancreas was.

what a pancreas was: 疑問文では “What is a pancreas?” だが、ここでは “what” 以下全体が “know” の目的語をなっているため、疑問文の形ではなく “what a pancreas was” の語順になっている。 また、“didn’t” と時制を一致させるため “was” となっている。「膵臓が何なのか」の意。

SAMPLE-4

The doctors told me this was almost certainly a type of cancer that is incurable,

certainly /sə́ːrtnli/ (副) 確実に

incurable /inkjúərəbl/ (形) 治療不能の (in = not, cure =「治す」, able = 「可能」) ⇔ curable

“told” の後に “that” が省略されている。後ろの “that” は関係代名詞で「 “incurable” な “cancer”」の意。

SAMPLE-5

and that I should expect to live no longer than three to six months.

expect /ikspékt/ (動) 予期する

no longer than 〜: 〜の間だけ

and that I should expect to 〜: “that” は “told me (that) 〜” の “that”。

SAMPLE-6

My doctor advised me to go home and get my affairs in order,

affair /əfέər/ (名) (複数形で) 私事

get one’s affairs in order: 「身辺整理をする」の意。 “order” は名詞で「秩序」。 “in order” で「秩序のある状態」の意。 “get 〜 in order” で「〜を秩序のある状態にする」の意。

SAMPLE-7

which is doctor’s code for prepare to die.

code /kóud/ (名) 暗号

“which” は “go home and get my affairs in order” を指す非制限用法の関係代名詞。限定用法と違い、「そしてそれは〜である」と補足的な意味を加える場合の関係代名詞。通常 “for” の後は名詞が来るが、ここでは “prepare” と動詞が来ている。ここは “prepare to die” を引用句「死ぬ準備をすること」の意味の名詞と考える。

SAMPLE-8

It means to try and tell your kids everything

It means to 〜: それは〜することを意味する

SAMPLE-9

you thought you’d have the next 10 years to tell them in just a few months.

everything you thought you’d have the next 10 years to tell them: 全体が動詞 “tell” の目的語。“everything” の後に関係代名詞が省略されている。 “you thought” は挿入語。仮定の意味が含まれているため過去形。副詞句の “the next 10 years” 「次の10年間で」をカッコに入れると理解しやすい。 “you would have to tell them” は仮定法過去の主節で「あなたは “them” に言わなければならないであろう」の意。全体では「あなたが次の10年間で子供達 (them) に言わなければならないと思う全て」の意。

SAMPLE-10

It means to make sure everything is buttoned up so that it will be as easy as possible for your family.

make sure (that) 〜: 「確実に~する」の意。 “that” が省略されている。

button up: 「ボタンをしっかり留める」から「(仕事などを) きちんと仕上げる」の意。

so that 〜: 〜 できるように

as 〜 as possible: できるだけ~

it will be as easy as possible for your family: “it” は漠然と状況を表す。

SAMPLE-11

It means to say your goodbyes.

  1. ワンセンテンスを黙読し、顔を上げてから声に出して言って見よう。

  2. 言えなかったら、もう一度英文を見て、言えるようになるまで繰り返そう。

  3. 発音・意味・文の構造のわからないところは確認してから再度挑戦しよう。

SAMPLE-1 音源
SAMPLE-2 音源
SAMPLE-3 音源
SAMPLE-4 音源
SAMPLE-5 音源
SAMPLE-6 音源
SAMPLE-7 音源
SAMPLE-8 音源
SAMPLE-9 音源
SAMPLE-10 音源
SAMPLE-11 音源

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